派遣社員として働いていて、差別を受けることはあるのでしょうか?
わたしはこれまで10社以上の会社で働いてきましたが、企業によっては差別を受けることもあります。
派遣差別を受ける
- 社風
- 社員の人間性
差別を受けるのはその会社の社風という場合もありますが、全社員から差別を受けることは少ないので、社員の人間性が大きな要因ではないでしょうか。
わたしが受けた派遣差別
- 「派遣さん」と呼ばれる
- 更衣室を使わせてもらえない
- 備品は社員の分だけ購入
- 風邪を引くと文句を言われる
- 他の人は受けない注意を受けた
「派遣さん」と呼ばれる
「派遣さんはどうせ〇〇だから」という言い方をされたり、名前ではなく「派遣さん」呼びをされることがあります。
呼ばれ方ひとつで見下されているというのがよく分かりますし、残念な人だなと感じてしまいます。
更衣室を使わせてもらえない
更衣室にロッカーを支給されていましたが、ロッカーに備品を隠したいという理不尽な理由により途中から派遣社員のロッカーを廃止されました。
必然的にロッカーの置いてある更衣室は使えなくなりました。
始めから無いと言われていてれば納得できたのでしょうが、突然「派遣さんはロッカーなくてもいいよね?」という言い方をされてしまい、不信感を持ちました。
備品は社員の分だけ購入
社員だけ椅子が新調されたときには仕方がないと思いましたが、ボールペンも社員だけ書きやすいものを会社の経費で購入しています。
ボールペンはわたしが発注し、在庫があるのも認識していますがわたしたち派遣社員はもちろん、内勤以外の正社員の人も使い古しのインクが出にくいボールペンしか与えられず実費で購入しています。
仕事で使用するものなので備品として配布してほしいですが、ボールペン1本だと言いにくく我慢してしまいます。
風邪を引くと文句を言われる
コロナウイルスの影響で軽い症状の風邪でも命取りになりますね。
春先に微熱が37.5℃ギリギリのラインで数日続いた際に出社停止になり、急遽リモートワークで仕事をしたのですが、「休まれると困る」、「仕事が増える」などと社員から陰で文句を言われていたと後から知りました。
もちろん好きで風邪を引いたわけではありませんが、それ以降は絶対に熱は出さないように、細心の注意を払うようになりました。
他の人は受けない注意を受けた
社内でお煎餅ブームが起きた際に、一緒に食べていたはずの社員から「食べる音がうるさい!」と注意を受けたことがありました。
その横では他の社員さんがボリボリ食べている状況だったのですが、社員はよくて派遣はダメなのかと思うと理解ができず悲しい気持ちになりました。
差別をする人
差別をされると落ち込んでしまいますし、派遣だから見下されてしまうと思いがちですが、視野を広げてみると他の人に対しても見下した態度をとる人かもしれませんので、よく観察してみるといいでしょう。
差別をしない人
- 仲間として迎え入れてくれる
- 雇用形態で人を判断せず認めてくれる
社内をよく見渡してみると、差別をしない人もいるのではないでしょうか。
仕事ぶりを認めてもらえたり、人として良い人間関係を築いてくれる人に出会えたら、仕事の悩みを聞いてもらえたり、サポートしてもらえることもあります。
苦手な人ばかり目についてしまいますが、理不尽なことにストレスを溜めてしまうのはもったいないので、味方になってもらえる人を探すといいでしょう。
まとめ
派遣社員は社会的地位が低いとみられてしまいがちですが、不真面目に無責任に働いているわけじゃありませんよね。
与えられた仕事はこなしていても理不尽に思うこともありますが、味方を増やしていけると働きやすい環境を作っていけますのでおすすめです。
あまりにもひどい差別を受けた場合には、ひとりで悩まずに派遣会社に相談をしましょう。
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