感染が広がっている新型コロナウイルス。
気を付けて生活をしていても、いつ誰が感染してもおかしくないほど、感染は拡大し続けていますね。
派遣会社によって対処法は異なる可能性はありますが、先日感染した時のことを体験談としてお話しさせていただきます。
発熱~療養中
週末に微熱が出たので、会社の人に連絡したところ、他にも数人発熱していることが発覚。
市販の抗原検査キットは陰性、
発熱外来を予約し、病院の抗原検査も陰性でしたが、PCR検査は陽性でした。

わたしの症状は、微熱(37.8度が最高でした)、悪寒、全身の痛み、
3日目以降に喉の痛み、4日目以降に胃痛など、日によって症状が異なりました。
在宅勤務のできない仕事の為、やり残した仕事の心配、給与の心配、常に心配を抱えながら、寝るしかできないもどかしさもありました。
が、会社から貰ったのが救いで、感染したことに対する罪悪感はゼロでした。
派遣会社からの対応
有給をほぼ消化してしまっていた為、途方に暮れていましたが傷病手当金という制度があり休んでいた分の給与が保証されていました。
傷病手当金とは?
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、病気やけがのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
なお、任意継続被保険者の方は、傷病手当金は支給されません。
(健康保険法第104条による継続給付の要件を満たしている者は除く。)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31710/1950-271/#:~:text=%E5%82%B7%E7%97%85%E6%89%8B%E5%BD%93%E9%87%91%E3%81%AF%E3%80%81%E8%A2%AB,%E3%81%AF%E6%94%AF%E7%B5%A6%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82
健康保険に加入していて、療養のために休暇を取得する場合、申請をすれば欠勤を開始した日から4日目以降、給与の2/3が受け取れる制度です。
わたしの登録している派遣会社では、
- 傷病手当金が支給されるまでの3日間は特別有給休暇の付与
- 傷病手当金と、契約の所定労働時間の給与差額の補てん
をしていただけました。
1週間以上休んでしまったので、手当てがなかったら生活できないところでした。
申請から付与されるまでの目安
とはいえ、申請にも時間がかかります。
派遣会社の指示に従い、傷病手当金支給申請書の書式に必要事項を記入します。
- 被保険者記入用は自分で記入
- 事業主記入用は派遣会社へ依頼(10日程で届きました)
- 療養担当者記入用はコロナの場合は不要
(協会けんぽに問い合わせたところ、傷病名に「新型コロナウイルス陽性」と記載すれば、ブランクで提出すればOKとのことでした)

- 傷病手当金は書類を送って2週間ほどで入金
- 派遣会社からの補てん金は協会けんぽへ書類を送って約2か月後の給与と一緒に入金
(あくまでも体験談なので、派遣会社や申請時期によって違いはあると思います)
まとめ
派遣社員がコロナに感染しても、補償を受けることができます。
しかし、すぐには支給されないのでその間の生活費がつらい・・というのが現実でした。
低所得で安定のない派遣社員の現実を改めて感じましたし、余裕を持った生活をしなければいざという時に困るというのが現実ですね。
きちんと備えておかなければと、改めて思う出来事でした。
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