
派遣社員で働きたいけどボーナスってあるの?
派遣社員は2020年3月まではボーナスの支給はありませんでした。
しかし、2020年4月より同一労働同一賃金の派遣法の改定により、わたしの働く派遣会社では時給の中にボーナスが含まれるようになりました。
派遣社員に支給されるボーナス
正社員や契約社員など直接雇用の方が年2~3回支給されるボーナスとは異なり、時給に含まれるのです。
これまでは全くもらえなかったので、もらえるようになったのはありがたいですね。
基準賃金とは
派遣会社によって違いはあるでしょうが、わたしの働く派遣会社では
職種別正社員の基本給の平均+賞与2%分を加算+厚労省から出ている地域係数+退職金分6%を加算した金額が基準賃金として設定されるようになりました。
仕事のレベルによっても賃金は変動しますので、仕事を探す際に仕事のレベルも併せて確認されるといいですね。
仕事に自信がある方は時給の高い企業も狙えるでしょうし、事務経験があまりない方は、レベルの低い企業なら、ご自身のレベルに合わせて無理なく働けるのではないでしょうか。
ボーナスが時給に含まれるメリット
- お給料が上乗せされる
- 毎月のお給料にボーナスが含まれている
お給料にボーナス分がプラスされますので、貯蓄に回すことができます。
これまで貯金ができなかったという方も、ボーナスの分だけでも貯金をされてみてはいかがでしょうか。
ボーナスが時給に含まれるデメリット
- まとまったボーナスがもらえない
- 派遣法改定後も時給が変わらない場合ボーナスの実感がない
まとまったお金ではありませんので、ボーナスをもらえているという実感はありません。
派遣法改定後も時給が変わらなかったという方は、メリットは感じられないかもしれません。
企業からいただいた寸志
これまで一社だけ、派遣先の企業から寸志をいただけたことがあります。
寸志には「少しの気持ち」「わずかの厚意」という意正味があり、直接雇用を結んでいなくても、寸志としてなら派遣社員に支給ができるようです。
封筒に入った現金を年3回いただいておりました。
- ボーナス支給日に手渡し
- 支給金額から所得税を差し引かれた金額
- 派遣会社には口止めされていた
社長のご厚意で、社内に派遣社員がわたししかいなかったこともあり支給してくださっていたそうです。認めていただけた気がして嬉しかったです。
初めて働いた派遣先でしたので「派遣社員にはこんなメリットもあるのか」と思っていたのですが、寸志を支給してくださったのは後にも先にもその企業だけでした。
まとめ
派遣社員はボーナスの支給はされています。
正社員の方のようにまとまった金額を受け取ることはできませんが、全くないよりは少しでも頂けるのはありがたいですね。
運が良ければ寸志の支給のある企業で働ける可能性もゼロではないでしょう。
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