
派遣社員は交通費って支給されるの?
派遣社員は2020年3月までは時給に交通費が含まれており、別途支給はされていませんでした。
しかし2020年4月より、同一労働同一賃金における派遣法の改正で、派遣社員にも交通費が支給されるようになりました。
これまで時給の中から交通費をやりくりしていた身としては、とても大きな変化でした。
派遣社員に支給される交通費
- 交通機関を利用している
- 月16日以上契約がある
わたしが働いている派遣会社では、これらの条件で1か月分の定期代が支給されます。
マイカー通勤の方などは別途問い合わせをされてみるといいでしょう。
交通費が支給されるメリット
- 生活に余裕ができる
- 交通費は非課税になる
- 3か月、6ヵ月定期券を購入するとお得
生活に余裕ができる
交通費の負担が大きい方ほど、これまで払っていた交通費の分、生活に余裕ができますね。
貯蓄をしたり、趣味に費やしたり、これまで我慢してきた分ご褒美に使うのもいいでしょう。
交通費は非課税になる
これまでは時給に交通費が含まれていたので、交通費として使用していた分も、課税対象でした。
課税対象ということは、交通費の分も所得税、住民税が発生していたのです。
非課税にしてもらえないか派遣会社に相談をしたことがありましたがダメでした。
なので、非課税になるというのはとても大きなメリットです!
3か月、6か月定期券を購入するとお得
交通費は1か月分支給されますが、契約が先まで決まっているのであれば3か月、6か月分の定期券を購入するとその分お得です!
交通費が支給されるデメリット
3か月、6か月分定期券を購入しても、途中で契約打ち切りになる可能性もゼロではありません。
また、今後リモートワークに切り替わるという可能性もあるでしょう。
その点も踏まえて定期券を購入されるといいですね。
リモートワーク時の交通費
わたしは月の半分はリモートワークで働いていますが、交通費は変わらずに1か月分丸々支給されています。
リモートワークだと交通費はかかりませんが、その分光熱費は掛かりますので、トントンなのかもしれません。
派遣会社によって基準があると思いますので、リモートワークで働く方は事前に確認をされておくといいでしょう。
交通費の使い道
わたしはこれまで通り交通費は貰っていない体で、その分を貯蓄に回しています。
1か月の定期代が12,000円なので、年間で144,000円プラスになります。
ただ生活費に消えてしまうのはもったいないと感じ、貯めているのですが、もっと早く派遣法が改訂してほしかった・・と思うくらい大きなメリットですね。
この貯蓄のおかげで、たまに自分にご褒美を買えるちょっとした気持ちの余裕が生まれました。
まとめ
これから派遣社員で働きたいと思われている方にとって、交通費の有無はとても大きなポイントですよね。
交通費が大きいから、派遣社員は避けてきたという方もいるのではないでしょうか。
しかし、これからの時代なら、派遣社員でも交通費に頭を抱えずに仕事を探せるようになりましたので、派遣社員という働き方も悪くはないですよ。
関東にお住いの方は通勤に時間がかかったり、交通費が嵩んでしまったりと、悩まれている方もいるでしょう。そういった方も、同一労働同一賃金制度により、働き方の幅が広がったのではないでしょうか。
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